2010年3月30日火曜日

「あかんべえ」 宮部みゆき

普段は時代物読まない私ですが、宮部みゆきさんのは読みやすいと聞き、読みました。
これを機にはまっていくのでしょうか・・・。
1つのジャンルに偏らず、いろんな本に手を伸ばしたいと思いました。


〈内容〉
太一郎夫妻が江戸の深川で開いた『ふね屋』。そこでの最初のお客様の宴席にどこからともなく抜き身刀が現れた。その正体は成仏できずに『ふね屋』に住み着くお化けだった・・・!
しかし、お化けの姿が見えるのは、『ふね屋』の一人娘で12歳のおりんただ一人・・・。
なぜ『ふね屋』に住み着いているのか?彼らを成仏させるべく、おりんの奮闘が始まる。



なかなか分厚かったんですけど、一気に読みました。
おもしろかったですっ。
登場人物ひとりひとりが、すごく優しく温かい心を持っていて、大好きになりました。
最後は謎が明かされて、とっても感動しました。

主人公のおりんを囲む人々が本当に優しいなぁと思いました。
お化けさんたちでさえ優しかったです。
表紙はちょっと怖めですけど。
おりんは幸せ者です。
あと、おりんのまっすぐしたところがよく伝わってきました。
1冊でかなり満足できました。いろんな人におすすめしたいです。




個人的には、おみつと玄之助が好きです。
あとヒネ勝もいいですね。

2010年3月22日月曜日

「風が強く吹いている」 三浦しをん

別に私は陸上をやっているわけでもないし、趣味で走るわけでもないですし、足が速いわけでもないです。
でも走るっていうのには、強く憧れを感じるときがあります
風を切る感覚というのがきっと、楽しいのではないかと思います。

この本は映画化しましたね。
見てないんですけど、予告とか見て林遣都クンがかっこいいなと思いました。
作品とキャストがあっているなていう印象でした。





〈内容〉
箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた物と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」を目指して・・・。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた青春小説。(BOOKデータベースより)







読んだ後、おとても爽やかな気持ちになりました。
たった10人で、しかも全員が全員陸上陸上経験があるわけじゃない。
あり得ない話なのかもしれない。でも読み進めるうちにあり得ないが、あり得ていいのではないかと思えてきました。
箱根駅伝は頂点であって、それを真っ直ぐに目指す走達がとても心に響きました。
走るのが早いのが頂点ではない。「強く」なることが頂点なのかと私は思いました。
こんなにも一生懸命なの見て、心打たれない訳ないです。



竹青荘のメンバーひとりひとりがちゃんと印象的で、心に残りました。
10人もいたけれども、個性豊かで分かりやすかったです。
読めばわかりますけど、最後はもう感動でした。
10人がとても大好きになることだと思います。





なんの感情も持たずにみていた駅伝を、ちゃんと見たいなって思いました。
箱根駅伝という舞台に立つためには、こんなにも努力があったのだろうと感じました。







清瀬の言葉が、とてもよかったです。すごく心に残りました。
「もっと強くなれ」
強くなれる気がしました。